HEXANON 1:1.8 f=52mm KONISHIROKU |
コニカ(現コニカミノルタ)がまだ小西六であったころのレンズ。後のヘキサノンはARマウントとなりましたが、これはその前、コニカのFマウントと言われる物と思われます。のちにARマウントとなり並のレンズとなりましたが、マウントの変更だけなのか、中身も違っているのか、その当たりは定かではありません。
絞りはレンズ先端にありますが、そのままでは絞られず、マウント後部のレバーがボディと連動してはじめて絞られます。
で、そのままでは使えないわけで、こんな時に私が使うのはM42の中間リングをマウントに押しつけ、ビニールテープで巻いてしまいます。こうするとマクロ専用になってしまいますが、「この手の古いレンズで無限遠出して何撮るんだ」と言うのが基本にあって、「花マクロでふんわりした描写こそオールドレンズに似合う」と思っているので、マクロ専用はむしろ歓迎するところ。
また安価ですぐその場で作業して使えるというのも利点ですし、オリジナルに手をつけないでそのまま保存できるというのも、メリットだと思います。