NOKTON 42.5mm F0.95 |
CP+でコシナが展示したレンズ。マイクロフォーサーズはこういうレンズのための規格だ、とすら思う。普通に撮れることも大切だが、今までにないもの(レンズ)によって、今までにない表現が出来ることも、欠かすことの出来ない魅力。撮像素子が小さいからこそ出来ること。これを考えなくて、何のための新規格か、と思うのであるよ。
NOKTONは25mmF.095に続いて、17.5mmF0.95をリリースしている。25mmF0.95は迷うことなく即座に購入したが、もっと広角を、と言うニーズはなかったので、17.5mmは見送っている。フイルム時代であれば、F0.95と言う究極のレンズにはきわめて高価な値段がついている。なおかつ最短撮影距離が長いものが多く、もう一つ、と言う感は否めなかった。しかし、マイクロフォーサーズという小さな規格のおかげで、こんな魅力的なレンズが登場してきた。しかも、最短撮影距離は0.23m。最大撮影倍率は1/4倍なので、実質1/2倍相当の撮影が可能だ。macroとネームにつけてもかまわないくらいである。
いつ発売になるのか、もっと気になるのはいくらになるのか。どうも10万円を大きく超えることはなさそうな気配である。10万円であれば、うーん、、、(汗)
個人的には、今回のCP+で最大のエポック。標準ズームの改良も結構ではあるし、高倍率ズームも実務的には便利である。が、魅力はない。わくわく感がない。新型を100種類並べられても素通りしてしまう。
が、こういうレンズには限り無い魅力を感じる。MFなのでオールマイティであるとはいえないが、MFでよい撮影には、抜群の魅力を感じさせてくれるだろう。
これで決まりだ、と思っていたのだが、なんと・・・