マウントアダプター新製品 |
SPEED BOOSTERにマイクロフォーサーズ用が追加されたり、Lens Turboが登場したり。
APS-Cのボディに35mm用のレンズを装着しても、縮小光学系で35mmサイズと同等の画角が得られるSPEED BOOSTERにマイクロフォーサーズ用が登場。0.71倍の縮小光学系で、ライカRとヤシコンマウントのレンズをm4/3に装着して、通常の2倍よりはより広角で撮影できるというもの。ではあるけれど、いまいちではある。35mmサイズの画角が得られるから値打ちがあるので、ライカのレンズをAPS-Cの画角で使えるとしても、それだったら安いマウントアダプターでキヤノンのボディにつけた方が良いんじゃないかと言うことでもあるだろうし、将来的にはAPS-Cのレンズをm4/3で使って、と言うことがあるかもしれないが、どちらかというとAPS-CのレンズならAPS-Cのボディで使えばそのままの画角で良いじゃないかと言うことでもあるし、いまいち魅力不足かな。
0.5倍の縮小光学系を入れたらどうなのかなと言うと、無理が大きいのだろうな。とはいうものの、0.7倍ではね。まあ途中経過的製品ではあるものの、マウントアダプターの発展の一つではありましょう。
又今度はNF-NEX Lens TurboとFD-NEX Lens Turboなるものも登場。ニコンのFとキヤノンのFDのレンズをNEXのボディに装着するというもの。SPEED BOOSTERの約半額、2万5千円ほどで、後発の使命を全うして価格を引き下げている。当然今後対応機種や対応レンズも増えるだろうし、SPEED BOOSTERも対抗して値下げしてくるかもしれない。そう言った競争はユーザーにはありがたい話。原理的には既存のマウントアダプターに縮小光学系を入れればよい話であろうから(?)、今後とも参入メーカーは増えてゆき、より低価格でおもしろい製品も出てくるでしょう。
これはこれで有りだと思います。
ただ気分的には縮小光学系というのが、微妙ですよね。確かに使えるという部分ではよいのですが、別のレンズをつけるというのが、なにか、ね。過去にもFD->EOSやMD->α、あるいはM42->Fなどでも光学系入りのマウントアダプターはあって、これらは倍率がかかって1.X倍とかになりましたけれども、使えるアダプターはあった。でも別の光学系をプラスするというのが、どうかなと。ま、気分の問題です。
クローズアップレンズを使うのか、中間リングを使うのか。クローズアップレンズを使ったことによる面白さもあるけれど、別のレンズをプラスせずに使いたいという思いもあって、、、
と言うことに似ていますでしょうか。
良いことだと思います。これらの製品、どんどん出てきて欲しいですが、使う気分は微妙かも。