D610 |
ボディ単体が18万円弱。24-85mmレンズキットが23万円弱、28-300mmレンズキットが26万円弱。割高なのか、割安なのか。
α7が14万円弱。連写性能など劣るところはある物の、それと比べると高いか、というよりはα7が安いと言うべきか。
APS-Cとどちらがニーズがあるのか、と言うことはさておいて、一通り普及したであろうニコン一眼レフのAPS-C。買い換え、買い増し需要となると、35mmサイズの撮像素子を持つボディが有力。新規購入層はミラーレスに流れているところも多いですが、価格的には安いので、販売のボリュームという点ではこのようなボディが主力と成るのでしょう。
個人的には、ニコンのボディはニコンのレンズしか使えず、キヤノンもFDやMDやLなどは使えず、Kも問題がある。なので一眼レフの35mmサイズには今ひとつ触手が動きませんでしたが、まあ世の中の大半の人は、ニコンのAF-Sレンズが使えればOKなのでしょうから、一般のニコンユーザーにとっては問題なし。
でもこの手のボディを買う人は、是非とも単焦点レンズを使って欲しいと思います。28-300mmなどつけるなら、ぼけとか関係なくて、写ればよいというイメージでしょう。それならNikon1に10-100mmの方が良いんじゃないかと。あくまでも個人的意見です。
せっかく35mmサイズのボディを買うのであれば、やっぱり単焦点レンズで、ぼけを活かした作画もして欲しいな(高倍率ズームも良いですけれど)と、思ってしまうのでありました。
ニッコールレンズやキヤノンEFレンズが生産本数数千万本を更新中ですが、たくさん売れている理由はセットレンズが売れているからでしょう。逆に言えば、単焦点レンズが売れてないことの指標でもあるかもしれない。
D610を買うかた、単焦点レンズをつけて買って欲しいなと願っております。