XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR
うむーなのだ。
いろいろあると思う。こちらの方が良いという部分もあると思う。思うが、比較してしまうのだよ。
後日取り上げますが、この時点ですでに、だいぶ前から発表済みであったのがオリンパスの40-150mmF2.8。それと比較してしまうと、広角側が50mmで望遠側は140mmにとどまってしまうと言う。
画角的には、m4/3の40mmよりAPS-Cの50mmのほうが広いのだけれども、同じにできなかったかなという気は否めない。望遠側では換算210mmにたいしてm4/3は換算300mmなので、正直物足りない。
最短撮影距離は1m。重量は995g。手ぶれ補正が入っているので、ボディ内手ぶれ補正のオリンパスより不利ではあるものの、物足りない。オリンパスの方は最短撮影距離0.7mで、重量も760g(三脚座別)なのだから。
これで思い出すのが、シグマの50-150mmF2.8とトキナーの50-135mmF2.8だ。シグマのレンズ、第一世代は最短撮影距離付近での画質が甘くて、問題も感じたもの。その後改良されて、改善されたようだけれど、現在は廃番になっているらしい。トキナーの方はその点しっかり作られていたけれど、結局のところ50-150mmと50-135mmなら150mmを選ぶ人の方が多かったようだ。ただ、それから10年弱たつわけだし、35mmサイズのセンサー用に作られていた50-150mmF2.8が存在した中で、APS-C用の50-140mmF2.8となると、もっと何かできなかったかなという気は否めない。
良いレンズなのだろうとは思うけれど、オリンパスの方もほぼ間違いなく良いレンズと思われるし、もう一踏ん張りしてほしかったという印象は否めません。