SB-500
左右のバウンスもできる小型ストロボ。
ガイドナンバー24。単三電池2本で、本体のみ226g。LED搭載で最大100lx。
昔は、ストロボというものは撮影結果がわかりませんでしたので、純正品を選ぶ傾向が強かったように思います。撮ってみました、あれ、狂ってる、としても現像待ちしていると修正できませんから、安心感を買ってカメラメーカー純正が無難に思えましたが、デジタルでは撮影結果がその場でわかりますので、修正も簡単。となると純正品で無くて良いような気がしてきますが、新しい女性ユーザーなどは、いきなりサードパーティは買いにくいでしょうから、純正ストロボの売り上げも増えていそうな気がします。
LED付き、クラス最大の100lx、なかなかLEDの明るさはピントきませんが、メインとしては物足りなくても、補助光としては良い線なのでしょう。ケンコーの、SOLUIS LED Light KSS-LED198は、最大500lxですから、専用のLEDライトに比べるとSB-500の100lxは弱いようです。マンフロットのMAXIMA LEDライトハイブリッド84では、通常発行時の明るさが何lxか、という単位で記載されていないのですが、フラッシュモードを備えていて、シンクロケーブルで接続するとフラッシュモードがあり、通常発光の4倍の光量が出るそうです。
LEDの数は84でケンコーの198よりだいぶ少ないのですが、LEDの明るさそのものがずいぶん大光量化していますので、数で明るさが判断できないのも困りものです。LEDだとバウンスができない(弱い)問題点はありますが、いずれは、ストロボ、フラッシュという言葉も、死語になってしまう気がしますね。