IBELUX 40mm F0.85
F0.85。一般用として市販された中では、最も明るいレンズでは無いだろうか。
店頭予想価格は23万程度という。かなり高レンズではある物の、F0.85の明るさを考えたら、格安と言っても良いのかもしれない。
APS-Cまでの対応なので、キヤノンEF-M、ソニーE、富士Xと、マイクロフォーサーズ用をラインナップするそうだ。APS-Cという制約をつけたらこれだけの明るいレンズが作れる。それならm4/3に限定したら、F0.8くらい可能かも・・・などと妄想。
コシナのF0.95シリーズがかすみそうだが、最短撮影距離は0.75m。最大撮影倍率は1:20だそうだ。この明るさでは寄れないのも仕方ないかもしれないのだが、コシナがm4/3用とはいえ1:4までがんばっていることを考えると、コシナが劣るとは言えないだろう。
すごくそそられはするのだけれど、今の私の興味とは少しずれているようだ。というのもコシナの42.5mmF0.95で感じたのは、大きくきれいにぼけすぎると、あまりおもしろくないのだと感じてしまったからだ。もちろん、もっと大きくきれいにぼかしたい人には絶好のレンズだ。
ただ個人的には、もう少し癖のあるぼけに興味の方向性が向いていると言うこと。
いずれにしても、明るいレンズが出てくるのはすばらしいこと。
暗いズームでは無く、明るい単焦点を使う人が増えてゆくと良いなと思う。