キヤノンPIXUS PRO “Which? キャンペーン”
http://cweb.canon.jp/pixus/special/proline/which/index.html
こういうアンケート調査はおもしろいなと思う。
なぜなら、善悪の結論が出せないからだ。
顔料インクの10Sと、染料インクの100S、どちらが良いかという,試し印刷をしてみてのアンケート。
キヤノン自身もおもしろいことだと思ったろうし、エプソンなど他のメーカーも注目しているに違いない。
中程にある「10Sの声をすべてみる」「100Sの声をすべてみる」をクリックすると、トータルのグラフが表示される。
顔料の10Sでは、色の深み、色の再現性、の評価が高く、総合的な画質、発色、黒の濃度と続く。
一方染料の100Sでは、再現性、発色、総合的な画質の評価が高い。
両者を比較すると、顔料では色の深みの評価が高く、染料では発色の評価が高いのが対比される。
用紙の選択においても、光沢紙の評価が最も高く、半光沢紙、マット紙と続くのは両者共通だが、顔料では半光沢紙の支持が10%ほど高くなっている。
とてもおもしろいアンケートなのだが、結論から言うと、思っていたとおりで、やはり二者択一の結論は出せないな、ということのようだ。
深みを求めるような渋い絵柄であれば顔料、ネイチャーなどでは染料系のほうが、まあ、きれいなのかな。
キヤノンが言いたかったのは、どちらも良いでしょ、両方買いましょうと言うことかもしれないし、それは正解だと思うけれども、そうはゆかないのが現実の悩みというところ。
場所とお金にゆとりのある方は、是非、両方おもとめください。