EXILIM EX-ZR4000
カシオの新しいコンパクト。
19-95mm相当F2.7-6.4というレンズも魅力的です。
http://www.casio.co.jp/release/2016/0824_ex-zr4000/
望遠側がF6.4と暗いのは残念ですが、広角が19mmからと言うことを考えると、許さざるを得ないところでしょうか。
又撮像素子も1/1.7型の1,210万画素と比較的抑えています。1/2.3形で2000万画素もざらになってきた中では、1/1.7型でも1,210万画素。1型以上のコンパクトも増えていますが、そうなると19-95mmといったレンズは難しくなるでしょうし、1/2.3型の1600万画素でも大夫画質が向上していますから、その中では結構期待できそうです。
ただし、19mmを使うには注意が(腕前)が必要です。
まず、背景が広く入ると言うことは人物が暗くなったり、あるいは逆に背景が明るくなりすぎて白飛びを起こしてしまったりと、難しいこともおきてきます。逆光と順光、必要に応じてストロボ発光や露出補正など、基本的な知識な技術は求められます。
第二に、超広角ですから、周辺部はゆがみます。これはどうしようも無いです。広角という、広い場所を一定のサイズの中に押し込めるのですから、やむを得ません。そのため、広く写るけれども、両端にはものを入れないという工夫が必要です。
サンプルの写真を見てください。人は真ん中に寄っており、両端を開けてます。これを心がけないと、端の人は顔がゆがんで写ります。
そのような知識や腕前が必要ではありますが、腕の良い人にはおもしろいコンパクトだと思います。
もう少し安いと良いんですが。
Zoom Nikkor 43-86mm F3.5