中判ミラーレス GFX 50S
フジの噂の中判、35mmフルサイズの約1.7倍となる43.8×32.9mmのセンサーで5,140万画素です。
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1111.html?_ga=1.51150377.1072271771.1427165468
レンズ込みで100万円以下、くらいの予想です。
どうなんでしょうねぇ、中判。
画素数の多さを売りにするなら、当然解像力が必要であり、となるとレンズは巨大にならざるを得ない。今回5000万画素ですが、今後の機種は例によって画素数を増やしてゆくでしょうし、そうなるとレンズも比例して巨大化高価格化するのは必然ですし。
仮に撮像素子の値段が下がっても、レンズは軽くもならないし安くもならない。
システムとしては重くて高いという呪縛からはけして抜けられない。と思います。
しかも43.8×32.9と、中途半端なサイズ。ここで止まるとか、大きなステップとして広い存在場所が確保されるかというと、どうかなぁ。
APS-Cをメインに据えるフジとしては、35mmでは差別化しにくく、645のようなサイズにはハードルが高いと言うことで、こういう選択肢になったのでしょうけれど。
前々から言っているように、35mmを超えるセンサーは、レンズ固定式でだす方が良いと思ってます。ラインナップにこだわる必要も無いし、センサーにこだわる必要も無い。使用目的も35mm以下のようなあらゆるものに使えると言った考え方をする必要も無い。
だいたい中判のカメラ、レンズをフルセットでそろえたとしても、それを持ち歩く人はほとんどいないでしょう。数本、もしくは一本だけの人も少なくないと思いますよ。
どうかなぁ。
Petri cc auto 135mm F2.8