キヤノン「EOS」の累計生産数が9000万台達成、「EFレンズ」は1億3000万本
http://global.canon/ja/news/2017/20171017.html
うーむ。残念な実態。
つまり、ボディに対して交換レンズは1.5を切るわけで、ボディだけ買い足す人はいるとしても、セットレンズ以外のレンズを買う人は二人に一人ということか。
メーカーの姿勢にも問題があると思います。キヤノンだけでは無く、「セットレンズが売れるから」とセットレンズばかり作り、交換レンズのアピールがいまいち。
逆に言えばセットレンズはどのみち売れるのだから、交換レンズのアピールがあって良いのでは無いかと思うわけです。
といって、20万を超えるような70-200mmF2.8クラスやサンニッパなどを宣伝されても、そりゃあなかなか買えないですよ。超広角であったり、85mmF1.2などを宣伝されても、セットレンズから脱せない人が手を出せるかというと、それはなかなか敷居が高い。
まずは50mmF1.4あたりから、これなら5~6万で買えますし、大きさも手頃。というと買いやすいF1.8を作りましたが、なんて言われそうですが、それが勘違いだと思うんですよね。安ければ良いというわけでも無いはず。
そして50mmF1.4ならば、開放のボケを活かした作例でアピールするべき。「いや、解像力が」なんぞ言ってF4や5.6に絞った写真を載せても、それじゃあズームと変わらないのでアピールなんか出来ません。
この交換レンズが売れてない実態、その責任はメーカーの考え方にもあるのでは無いかと、思う分けです。
Hanimar 55mm F1.4