Coolpix S800c |
再びニコンのコンパクトについてである。メディアの話題としてはこれが一番なのだろうか? スマートフォンなどに使われているOS、アンドロイドを搭載したコンデジである。
外観は昨日取り上げたCoolpixS01とにている。ボタン類を最小限にして、液晶を大きくしている。S01はボディを小さくするためにボタン類をなくしたのだが、S800cはタッチパネルを大きくするためにボタン類をなくしている。結果的には同じようなデザインになったが、デザインに関する方向性は全く逆。でもたどり着いたら同じだったと言うことかな。液晶のサイズ、S01の場合には2.5型よりもっと小さく、という選択肢だって有ったろう。S800cの場合には3.5型よりもっと大きくという選択肢もあったろう。結果的には親子のようなデザインに落ち着いたと言うことと思われる。
カメラ的には1/2.3型の撮像素子と1600万画素の出力、光学10倍ズーム等々で、ごく一般的な使用といえる。機能はいろいろとあるんだけれど、機能について語るよりは、アンドロイドについて語るのが適している。
昨日取り上げたS01も、そんな小ささにこだわるなら携帯で良いじゃないのか、という疑問が出てくるカメラだったのだが、S800cになってくるともっと悩みは深くなる。まあSNSなどに直接アクセスして画像をアップロードできるのが特徴になるわけで、それはそれで良いのだけれども、じゃあ携帯とどう違うのと思うわけだ。PCもスマホもなくて大丈夫。な一方では、スマホにアクセスして画像転送できるという。まあ普通のことなんだけれど、スマホ無しでもOKと言っておきながら、スマホにアクセスできるとも宣伝する。たぶんサイトのデザインをしている方も何となく違和感を感じているんだろうな。
確かに今のスマホのカメラに比べれば、光学10倍ズームで画質はよい。ただしコンデジというのは、きれいに撮るにはそれなりに腕が必要になる。スマホ以上ミラーレス以下、曇りの日や室内ではいつでもきれいとはゆかない。そこまでこだわるならNikon1やマイクロフォーサースなどが必要になってくるが、そこまでのこだわりではない。携帯電話的ではあるが携帯電話ではないので、Wi-Fiの有る場所でないと使えない。高原牧場のさわやかな朝や、海に落ちる夕日を色鮮やかに撮影しても、そういう場所ではWi-Fiはたぶん使えない。そのときはスマホに転送してアップロードすればよいのだが、それだったら最初からスマホで撮ればいいじゃないかって・・・堂々巡りなのだ。
LUMIX Phonといったものもあったが、携帯電話だけに契約が必要になってくる。二重に契約するとなれば負担も大きいし、じゃあWi-Fiで良いじゃないかというと、使える場所が狭いわけで、うーん、、、どうしよう?
まあ、確かに、方向性というのはこうなんだと思う。カメラにしても、ほかのものにしても、次第次第にネットに接続してゆく時代なのだと思う。その方向性の一つがアンドロイドなのだと思うが、ただ結果だけを重視するのであれば、あらかじめ画像の転送先を設定しておいて、画像表示→転送ボタン、の方が圧倒的に簡単だろう。送信先の候補リストはPCやWi-Fiからダウンロードして、自分のIDとPassでログインの設定をしておく。できあがった送信先SNSのリストから一つを選ぶ。ここまでが基本設定で、あとは画像表示→転送ボタンのほうが、圧倒的に便利だと思うが、どうだ?
汎用的なアンドロイドを使う、あるいはWindowsのカメラが出てきたりもするかもしれない。そういう汎用的なものを使ってゆくのが時代の流れの中では正しいと言うこともわかるが、、、どうなんだい?
悪いと言うつもりは全くないのだけれど、、、、どうなんだ??

