レンズにセロテープはだめですよ |
ただ気になるところがあったので、そこのところだけは補足しておきたい。
SKE48の須田亜香里さんがスマホを使った自分撮りテクニックとして、レンズに指紋をつけてソフトフォーカスにすると言うテクニックを紹介。するとCOWCOWの山田氏が鼻の油をつけるともっとソフトになると補足。さらに松井珠理奈さんが「セロテープも良いと聞きましたよ」と続けたわけだ。
で番組としてはちゃんちゃんと締めて、次に進んだわけですが、問題点がわかりますか?
問題はつけることではなく、つけた後で拭き取らなくてはならないというところです。つけたままだとずっとぼやけたままですし、困りますよね。拭き取るときに、レンズに傷をつけてしまう危険性があるわけです。
携帯、スマホなどのレンズには、レンズとしてのガラスの前に、保護するための硬質ガラスがついています。最近の耐水耐衝撃カメラなどもついていますが、一眼レフやミラーレスカメラ用の、あるいはコンパクトデジタルカメラでも多くの場合そうですが、保護ガラスはなくて撮影用のレンズが直接前に出ています。これは別に手抜きしているわけではなく、撮影に直接関係のないものを付け加えれば、悪くなることはあっても良くなることはありません。できる限りゼロに近い、影響の少ないように作られてはいますが、保護ガラスがあることで画質が良くなることはありません。そのために一般的にはレンズがむき出しになっており、保護したい人は前にプロテクトフィルターを装着するわけです。
スマホに指紋をつける程度のことは、わざとではなくてもついてしまうことも多いですし、保護ガラスもありますが、鼻の脂となると簡単にとれないこともありますし、ましてやセロテープののりがついてしまうと、拭き取るのが大変です。で何度もやっていれば傷がついてしまうこともあり得ます。
スマホのレンズに指紋をつける程度は許されるが、カメラのレンズに直接何かを塗ったりしてはいけません。一眼レフやミラーレスの場合には、ソフトフォーカスフィルターというものがありますからそれをつけましょう。あるいは、プロテクトフィルターになら鼻の油をつけても良いでしょう。万が一傷がついてしまったとしても、フィルターだけなら比較的安価ですみます。間違っても、レンズに直接セロテープを貼ったりしてはいけません。
では、フィルターのつけられないコンデジや、スマホでももっとソフト効果を強くしたい場合にはどうしたらよいのか。レンズの前に、薄い透明なビニールを持ってくればいいのです。一般的には透明と言ってもカメラレンズに比べると遙かに透明度は低いので、透明で薄いもので十分です。またビニールの上になら、何かを塗っても平気ですよね。
NHKもせめてこの程度のことまでは補足して放送してほしいものですね。カメラレンズにセロテープを貼って汚してしまったら、何万円の損害になることもありますから、気をつけてほしいものです。

