E-PM2 |
何とも微妙な位置づけだなと思う。小型軽量を追求した。それは良いのだけれども、ボディだけなんだよな。
これはもう宿命で逃れようがない。いくら小型軽量を追求しても、撮像素子の大きさに応じてレンズのサイズは決まってくるし、往々にしてボディよりも大きくなりがちだ。これはオリンパスだけの問題ではないし、ミラーレスだけの問題でもないのだが、スナップショットタイプの、液晶で撮影するようなボディの場合には、特にレンズが目立ってくることになる。
さんざん小型軽量、小型軽量でと言っておきながら、いざ小型軽量のボディが出てくるとまた文句を言う。まあそんなもんだよ。文句というわけではないのだが、せっかく小さいボディであっても、レンズが出っ張ってしまう。NEXなども特に目立つわけだが、Penのなかで小型軽量に特化させて作られているだけに、E-PM2は気になるのだ。たとえばM.ZuikoDigital 12-50mmF3.5-6.3のレンズ。これをOM-Dにつけるとまあまあバランスがとれているのだが、E-PM2につけると何とも不細工。全く似合わない。仕方ないっちゃ仕方ない。EOM MだってEFレンズをつけてもかっこいいですよと言いたいのかもしれないが、まあ勝手にいえって感じだ。スナップショットタイプの、この手のボディだとどうしても宿命的に仕方ないんだよな。
だからボディキャップレンズなるものを作ったのかもしれない。15mmF8のゾーンフォーカス。それはそれで悪くないと思う。3群3枚のレンズを使っているそうで、それなりによい写りらしい。ゾーンフォーカスと言うのも悪くない。被写界深度の深い撮像素子の場合には結構実用的だ。なんたってピントが外れない。マクロでも後ろに抜けることがない。旧式なように思えて、結構悪くない方式だと思う。でもそのためにE-PM2を買うというのもなぁ。Panasonicにも14mmF2.5と言う小さいレンズがあるし、20mmF1.7なども小さい方だ。そういったレンズと組み合わせても良いだろう。割り切った組み合わせでスナップに使い、時によっては望遠ズームなどを使うこともできるよと考えれば、こういう存在も有りだろうと思う。ダブルズームで買う、あるいは、ズームレンズセットで買うようなボディじゃないようにも思うのだが、ズームと組み合わせたときのデザイン性に問題があるとしても実用性に問題があるわけではない。特に標準ズームとなら全く問題はないわけで、値段が安いからE-PL5よりこっちを選ぶという判断もあるのだろう。
せっかくタッチAFがついているのだから、やっぱりボディキャップレンズよりはPanaの14mmF2.5かな。レンズセットだとおまけくらいの値段で手に入ったのだが、単品で買うと結構する。中古だとそれほど高くもないかな? オリンパスだと17mmF2.8になるが、いまいち魅力の薄いレンズだ。今度は17mmF1.8を作るらしいが、すると2.8よりは大きくなるだろうし、E-PM2とのコンビではどうだろう? 発売されていないレンズのことを心配しても仕方ないな。
このカメラ、小型化されていながら手ぶれ補正offの場合は秒8コマの速度で15コマまで(JPEG)連写できる。たとえばボディキャップレンズならピントの心配もないので、子供や犬などと遊びながら、思いっきり連写するような使い方もできるだろう。一緒にはしゃいで動き回りながら、流し撮りのように写しまくるわけだ。当然のように方手撮りにもなるが、小型軽量だから負担もない。そんな使い方を誰もがいつもするかどうかは疑問だけれど、やってみると結構おもしろいと思う。そんなチャンスが有れば是非試してみて欲しいものだ。
今ひとつ煮え切らないなって?
それはこの話、明日に続くからなのだ。

