GE AGFA PHOTO AP15 |
以前から気になっているカメラがある。GEがAGFAのブランドで発売を予告しているAP15である。CP+2012で発表され、4月に2万円台で発売するとしていた。特にどうと言うことのないコンパクトに思われるが、モノクロにこだわったカメラになるらしい。
「らしい」というのは、4月に発売予定となっていたにもかかわらず、未だ発売されていないからだ。
WEBサイトを見ても、近日発売予定のままになっている。
http://www.general-imaging.co.jp/agfaphoto/about-AGFAPHOTO.html
気にはなっているものの、発売されたら買うかと言われれば、GEのコンデジに2万円は、AGFAブランドであるとはいっても、そう簡単には出せないと思う。ただ、GEがCP+でコメントしていたように
暗部にもディテールを残しながらコントラストを強めにする絵作りで
階調の表現にも優れ
キャッチコピーは「鮮やかなモノクローム」
が本当に実現されるのならば、それは魅力的ではある。が、未だ発売されていないというのは、できていないと言うことなんでしょう。
なんと、2012年の4月には、DGP,デジタルカメラグランプリ2012,SUMMER の企画賞を受賞している。以下はWEBサイトからの引用
「鮮やかなモノクローム」。AGFAPHOTO AP15によるモノクロ写真の再提案が高く評価され、特別賞である企画賞を受賞しました。画期的なイノベーションや大きな話題性など、市場に対して優れた提案を行ったモデルに与えられる企画賞。ジェネラル・イメージング・ジャパンは5期連続受賞の快挙を達成しました。」
それが未だ発売されていないのは、今度は企画倒れ賞の受賞を狙っているのかと思えてしまうが、発売されたら買うとは言えないのであまり強くはいえない(苦笑)。まあ出せないカメラで受賞するGEがいい加減なのか、でてないカメラに賞を与えてしまうDGPがいい加減なのか、何ともね。企画賞だから、発売しなくても企画だけで良いのかな。
こんなことを書くのも、半分は期待しているからでもある。半分は疑っている。私の好きなハイコントラストのモノクロは、これはできるでしょう。しかし階調性については、コンデジの小さな撮像素子でどれだけ出せるのかは大いに疑問。ていうより、出せないだろうと思う。はっきり言えば、ほかのカメラと変わらないだろうと思っているのだ。画像そのものについては疑念99%かもしれない。それでも、モノクロ表現を見直そうという提案という部分では、確かに企画賞の値打ちはある。
でもまあカメラは出すべきだと思うよ、企画倒れのカメラであったとしても。
持ち上げ方が大きすぎるのかもしれないが、根本的に違うモノクロなんて無理だと思う。レタッチで実現できる範囲の差でしかないと思う。ただそれを何パターンか登録しておき、プリセットでいろいろなタイプのモノクロを出せるようにしてあれば、それはそれでおもしろい。セピア、ブルー、紫などに調色する機能や、モノクロフイルムに赤などのフィルターをつけて撮影すると青空が暗く落ちたりするような、そういったオプションは、昔からいろいろなデジカメに備わっているが、もっと多彩な変化も可能だ。レタッチでできることではあるけれども、コンデジに多彩なプリセットで入れておけば、カメラ女子にも人気が出ると思うし、良いと思う。解像力しかアピールできない今時のカメラメーカーやカメラマン諸氏に、もっと表現をという提案をするのはとても期待している。
が、未だ発売されずに、期待倒れなのだ。
まあそれでも、もう一つのモノクロ、あれ、よりは、良いと思うよ。
あれです。続く(笑)

