2012年 12月 05日
解像力を得るために |
解像力を得るために
ネタ不足なので、熱弁をふるうことにしよう(苦笑)
みなさんは、解像力を得るためには、どんな撮影方法をとられているだろうか。
しっかりした大きな三脚を使い、安定した土台を選ぶ。ケーブルレリーズかリモコンかセルフタイマーかでシャッターを切る。絞りは多少絞り、感度は低めに設定する。そんなところだろうか。
ぶれには、二種類ある。手ぶれと、被写体ぶれだ。三脚で防げるのは手ぶれだけである。錯覚してしまう人が多いようだが、作品作りの上においては、手ぶれと被写体ぶれは全く違う。手ぶれはほぼ間違いなくペケであるが、被写体ぶれは作品の表現として許されることも多い。作品制作という意味では、三脚を使用して手ぶれを防げば、ぶれ対策、としてはOKなことがおおいだろう。
しかし、解像力を得ると言うためには、被写体ぶれも防がねばならない。風景が制止してカメラが動くのか、カメラが制止して風景が動くのか、画像上での物理現象としては同じことであり、解像力をそぐという意味で同じなのだ。被写体ぶれを防ぐためにはどうしたらよいか、シャッタースピードを速くするしかない。三脚に据えてスローシャッターを切るよりは、手持ちでも早いシャッターを切る方が、二つのぶれを防ぐという点ではより解像力が出るはずである。
ではどれくらいのシャッタースピードが必用なのか。もちろん条件によるわけだが、経験的に言うと1/1000秒以上である。スポーツなどを撮っている人はおわかりだろうが、しっかり止めたいと思うと1/1000は欲しい。できれば1/2000くらい欲しいのだが、1/2000となるとかなり増感しなくてはならないケースが多くなる。増感が強くなるとノイズが発生し、ノイズキャンセルが働いて解像感が失われてくるため、あまり増感はしたくない。となると、まあ妥協して1/1000位までにしておくのがよいだろう。
一般的なレビュー記事の解像力チェックでは、こういったことが無視されて、三脚に据えて解像力チャートなど写して解説している。チャートを写す場合には室内が多いだろうから、風の影響がない。従って三脚に据えれば良いわけだが、一般のアマチュアカメラマンが、解像力が欲しいという場合は、どういうケースだろうか。風景が多いのではないかな。紅葉、桜、新緑。葉や花びらの一枚まで描写したい、ということで「解像力」を求めるのではないか? その場合にはそよ風だって葉や花びらは揺らいでしまう。解像力を求めるのであれば、早いシャッターを切らねばならない。
風景を撮る場合にはどんなレンズを使うだろうか。日本は狭い風景が多いので、望遠レンズで切り取ることが多い。望遠レンズを使うと被写界深度が浅くなるので、絞り込むことになる。前田真三はシノゴで撮影するとき、F32などをよく使っていた。F64などもあったかな? シノゴなので800mmなどというレンズでの撮影だったからだが、35mm判のカメラで撮影している人も、F11やF16位に絞ることは多いだろう。風景の場合はぼかさない方が良く、全体にピントが合っていることが良好な結果につながることが多いからだ。
ちなみに、その逆を行くのが、最近はやりのジオラマである。
1/1000で絞り込んだらどうなるか。感度が不足してしまうため、増感しなくてはならない。相当に増感しなくてはならなくなるため、ノイズキャンセルが強く働くことだろう。そんなときには35mmサイズの撮像素子の方が、高感度に強いから良い・・・
いやいやいや、ちょっと待って欲しい。35mmサイズの撮像素子だから、絞り込まないとピントがこないのだ。小さい撮像素子であれば、絞り込まなくてもピントがくる。35mm判で200mmが欲しいとき、マイクロフォーサーズなら100mmですむし、Nikon1なら74mmくらいだ。1/1.7型の撮像素子なら20mmくらいである。焦点距離が短ければ絞り込まなくてもピントがくる。条件によるけれど、1/1.7型なら風景の切り取りの場合、ほとんど開放でOKだろう。となれば、それほど増感しなくても、あるいはほとんど増感しなくても、開放で手持ちで風景を撮影して、解像力もピントもばっちりだったりして・・・・
小さい撮像素子だと色が薄っぺらだったりもするので、小さければよいとはいえない。バランスだ。同じように、大きければ良いというものでもない。バランスが大切なのだ。
解像力を得るためには、こんなことも考えながら撮影していただくと、より解像感がえられるように思うのだが、いかがだろうか。
ネタ不足なので、熱弁をふるうことにしよう(苦笑)
みなさんは、解像力を得るためには、どんな撮影方法をとられているだろうか。
しっかりした大きな三脚を使い、安定した土台を選ぶ。ケーブルレリーズかリモコンかセルフタイマーかでシャッターを切る。絞りは多少絞り、感度は低めに設定する。そんなところだろうか。
ぶれには、二種類ある。手ぶれと、被写体ぶれだ。三脚で防げるのは手ぶれだけである。錯覚してしまう人が多いようだが、作品作りの上においては、手ぶれと被写体ぶれは全く違う。手ぶれはほぼ間違いなくペケであるが、被写体ぶれは作品の表現として許されることも多い。作品制作という意味では、三脚を使用して手ぶれを防げば、ぶれ対策、としてはOKなことがおおいだろう。
しかし、解像力を得ると言うためには、被写体ぶれも防がねばならない。風景が制止してカメラが動くのか、カメラが制止して風景が動くのか、画像上での物理現象としては同じことであり、解像力をそぐという意味で同じなのだ。被写体ぶれを防ぐためにはどうしたらよいか、シャッタースピードを速くするしかない。三脚に据えてスローシャッターを切るよりは、手持ちでも早いシャッターを切る方が、二つのぶれを防ぐという点ではより解像力が出るはずである。
ではどれくらいのシャッタースピードが必用なのか。もちろん条件によるわけだが、経験的に言うと1/1000秒以上である。スポーツなどを撮っている人はおわかりだろうが、しっかり止めたいと思うと1/1000は欲しい。できれば1/2000くらい欲しいのだが、1/2000となるとかなり増感しなくてはならないケースが多くなる。増感が強くなるとノイズが発生し、ノイズキャンセルが働いて解像感が失われてくるため、あまり増感はしたくない。となると、まあ妥協して1/1000位までにしておくのがよいだろう。
一般的なレビュー記事の解像力チェックでは、こういったことが無視されて、三脚に据えて解像力チャートなど写して解説している。チャートを写す場合には室内が多いだろうから、風の影響がない。従って三脚に据えれば良いわけだが、一般のアマチュアカメラマンが、解像力が欲しいという場合は、どういうケースだろうか。風景が多いのではないかな。紅葉、桜、新緑。葉や花びらの一枚まで描写したい、ということで「解像力」を求めるのではないか? その場合にはそよ風だって葉や花びらは揺らいでしまう。解像力を求めるのであれば、早いシャッターを切らねばならない。
風景を撮る場合にはどんなレンズを使うだろうか。日本は狭い風景が多いので、望遠レンズで切り取ることが多い。望遠レンズを使うと被写界深度が浅くなるので、絞り込むことになる。前田真三はシノゴで撮影するとき、F32などをよく使っていた。F64などもあったかな? シノゴなので800mmなどというレンズでの撮影だったからだが、35mm判のカメラで撮影している人も、F11やF16位に絞ることは多いだろう。風景の場合はぼかさない方が良く、全体にピントが合っていることが良好な結果につながることが多いからだ。
ちなみに、その逆を行くのが、最近はやりのジオラマである。
1/1000で絞り込んだらどうなるか。感度が不足してしまうため、増感しなくてはならない。相当に増感しなくてはならなくなるため、ノイズキャンセルが強く働くことだろう。そんなときには35mmサイズの撮像素子の方が、高感度に強いから良い・・・
いやいやいや、ちょっと待って欲しい。35mmサイズの撮像素子だから、絞り込まないとピントがこないのだ。小さい撮像素子であれば、絞り込まなくてもピントがくる。35mm判で200mmが欲しいとき、マイクロフォーサーズなら100mmですむし、Nikon1なら74mmくらいだ。1/1.7型の撮像素子なら20mmくらいである。焦点距離が短ければ絞り込まなくてもピントがくる。条件によるけれど、1/1.7型なら風景の切り取りの場合、ほとんど開放でOKだろう。となれば、それほど増感しなくても、あるいはほとんど増感しなくても、開放で手持ちで風景を撮影して、解像力もピントもばっちりだったりして・・・・
小さい撮像素子だと色が薄っぺらだったりもするので、小さければよいとはいえない。バランスだ。同じように、大きければ良いというものでもない。バランスが大切なのだ。
解像力を得るためには、こんなことも考えながら撮影していただくと、より解像感がえられるように思うのだが、いかがだろうか。
by abikoflower
| 2012-12-05 17:09
| 雑感

