Nikon1 J3 |
何ともサイクルが早い。J1が2011年の10月。J2が2012年の9月。J3は2013年の2月発売予定なので、J2からわずかに5ヶ月。J1から1年半で3機種目となります。コンデジだと割り切ってしまえばそれまでですが、J2を購入した人などは割り切れるのかな? ニコンだからと購入した長年のニコンユーザー諸氏。初めてのミラーレスはニコンが良いと購入したカメラ女子。まあ仕方がないと言えば仕方ないですが、これでJ2はぐっと値下がりするでしょう。標準ズームキット、67千円くらいから始まって今は45千円ほど。まあ、そんなものでしょうかね。結局J2は何だったのか。J1と比べて液晶が高精細になり、クリエイティブモードか追加されたのみ。J3が本来のJ2で、J3を発売するまでの価格維持つなぎで出したのがJ2と言うことです。それに乗ってJ2を買ってしまった人がお気の毒と言うことでしょう。家電メーカーコンデジ戦略では当たり前のことですが、ニコンのレンズ交換式もそれと同じだと、ユーザーは認識を改めて、賢く買わねばいけないと言うことですね。消費税も上がることだし。
J3になって画素数が増えました。毎度言いますが、どうでも良いです。ISO6400が拡張設定から通常設定に変わりました。多少良くなったのでしょうか? それだったら1000万画素に据え置いておけば12800までいけたんじゃないの? OM-DやE-PL5が25600まで増感出来ることと比較すると、画素数あげるより重要だったのではないでしょうか。
AF追従の連写速度が、秒10コマから15コマになりました。これ、確かに良いのですけれど、電子シャッターでの話ですよね? 動画の場合だと多少ローリングひずみが出ても目立ちませんし、良いことと評価することは出来るのですが、メカシャッターの連写とは比べられません。あくまでも、電子シャッターでのAF追従として、それはそれで評価するべきでしょう。好ましいですけれど、条件付き。
カラーバリエーションがボディカラーとおそろいのレンズがあるのはよいですね。ボディだけカラバリをそろえて、レンズは黒ばかりというのはいただけません。ボディカラーが豊富なのはよいこと。ただしレンズもそれに見合うものにすること。その点はgoodです。
もっとも、もしも交換レンズも追加することを考えている場合には、その辺も考えておくべきでしょう。18.5mmF1.8はブラック、シルバー、ホワイト。6.7-13mmはブラックとシルバー。ケンコーのミラー400mmF8はブラックです。今後サードパーティーから魅力的なレンズが出てくる可能性もありますが、色的にはだいたい黒と思われます。ほんとにコンデジとして、レンズセットで購入して終わりの人は何色でも良いのですが、システムとして拡張する気がある人は、まあやっぱりブラックにしておくのが無難かなと思います。
ちなみに、カラーのベージュって、どうなんでしょう。シックで良いのかな。こればかりは、実物を手にしてみないとわかりません。
一方で、Nikon1 V2はすでにこのスペックになっていますから、V3は、すぐには出ないのでしょうね? V2のスペックをJ3が後追いした形ですから、そうなるとますますJ2は何だったのかとなります。上位のVのほうが2で、下位のJが3になってしまいましたから、ちょっとちぐはぐ。こうなると、4は飛ばして次はV5とJ5でそろえるのか、ニコンは気にせずF4やD4を出していますから、V4とJ4にするのか。「4は死につながる」のではなく「フォーFour」なので、平気なのか。
なんか、次の話次の話ばかりで、すいません。J3は、コンデジとして買ってください。