マイクロフォーサーズシステム規格に新たに5社が賛同 |
一昨日JK Imagingがコダックブランドで、ミラーレス機を発表するというニュースがありました。マイクロフォーサーズのボディと言うことでしたが、あらたにJK Imagingを含む5社がマイクロフォーサーズ規格に賛同したという発表がありました。
フォーサーズの時には、オープン規格であったと言うこともあり、やる気はないけれどとりあえず賛同しておこうか、と言う雰囲気がありましたけれど、マイクロフォーサーズは準オープンの規格。名前だけではなく、ちゃんとやるところに対してオープンにしますよと言うことですから、一応はやる気があるメーカーが賛同していると見て良いでしょう。
一昨日のニュースはびっくりでしたが、JK Imagingがマイクロフォーサーズに賛同したと言うことで、どうやら本当のようですね。コダックブランドで、マイクロフォーサーズのカメラが出てくるようです。
このほかにもハイスピードカメラのフォトロンや業務用機器を手がけるメーカーが賛同を表明しています。従来ですと業務用機器はFかEFマウントでしたが、(ソニーはαも採用)、ミラーレスの中でマイクロフォーサーズが主流となりつつあり、又レンズも業務用に耐えうるものがそろいつつあることが、これらメーカーの賛同につながってきているのでしょう。
マイクロフォーサーズには、ケンコー・トキナー、コシナ、シグマ、タムロンなどがすでに賛同しています。コシナは25mmF0,95を始め魅力的なレンズを発売していますし、ケンコー・トキナーもミラーレンズを出して、シグマもDP1とDP2のレンズを単体発売したかに思われる(いささかとんちんかんな)スペックのレンズを発売しています。するってえと次は、DP3の50mmF2.8のレンズが発売されるのでしょうか。50mmレンズはそこそこよれる準マクロ的なレンズですから、いままでの19mmや30mmよりは使い道があるかもしれませんね。
そうなると気になるのはタムロンです。ソニーが大株主のタムロンですから、従来はフォーサーズ、マイクロフォーサーズは発売してきませんでしたが、ソニーとオリンパスが業務提携を結びましたので、これからはマイクロフォーサーズ用レンズにも参加してくる可能性は大きいと思われます。
今は18-200mmがEマウント用として発売されていますが、これならすぐにマイクロフォーサーズ用に出来そうです。一眼レフ用では18-270mmも有ります。18mmでは広角側は狭くなりますが、望遠が伸びるという魅力は存在意義があるでしょう。そういう意味では200-500mmあたりがマイクロフォーサーズ対応になると、欲しい人は多いかもしれません。コントラスト検出式AFのみでは厳しいかもしれませんが、まもなく搭載が予想されている像面位相差AFが乗れば、魅力はあります。
そしてもちろん、タムロン得意のマクロレンズ。オリンパスも60mmF2.8のレンズを出していますが、タムロンはF2.0ですし、名作である90mmF2.8や、案外よく見かけるのが180mmF3.5などもあります。これらのレンズが対応になれば、欲しいと思う人は少なくないでしょう。
CP+で動きがあるのかどうかわかりませんが、マイクロフォーサーズユーザーは楽しみです。