SZ-16 SZ-15 |
昨日取り上げたSH-50と同じレンズを搭載するオリンパスのコンパクト。
何で同じレンズなのでしょうね。
現時点でオリンパスのWEBサイトに載っているSZ-16,SZ-15,SH-50,SZ-31MRは24倍光学ズームで、25mm~600mm相当。ちなみにSP-720UZも26倍ズームで、少し違うのだけれども似たり寄ったりのレンズだ。EVFでもついていれば別だが、これでどれか一台を選びなさいと言われたら、結構難しい。まあ撮像素子が違っていたり、連写やISO感度が違っていたりするものの、こうやって比較してみればという話であって、店頭で見たら「わかりやすいラインナップだ」とは言い難い。
ソニーとの提携前から、コンパクトのラインは整理していくという発表をしていたのに、あまり整理されたという印象はない。安い機種を投入することで上位の値下がりを防げるものなのか、防げないものなのか。いや、高い値段で売れるなら良いが、結局値下がりして在庫整理のようになってしまってはいないのか?
それだったら値下げを先導する低価格機種はやめておくのはどうだ。在庫も増えるだけだし、シェアは水増しできても利益は減ってしまうのだから、果たして得策といえるのかどうか、どうなのだろう。低価格機によって上位の値下がりが防げる効果より、低価格機の値下げが上位の値下げ圧力を強める結果にはなっていないのか? どうなの?
噂ではあるけれど、コンパクトはソニーからのOEMになるという話もある。となると、今回の製品がオリンパスのコンパクトとしては最後になるかもしれない。XZ-2やTG-2は残るかもしれないが。そういう意味では、残った撮像素子なりレンズなりは全部使ってしまえと言う事情もあったのか。
どうなんだろう。SH-50の方が、いいんじゃね?