Coolpix P330 |
型番がしょぼいなと思ったのが一番先なのだが、型番は大切に使わないと無くなってしまうからね。それはともかく、撮像素子が1/2.3型1600万画素から1/1.7型1200万画素に変更されたのが重要で、良いことです。
画素数増やしておいて、なおかつ「従来より高画質」みたいなことをどこのメーカーも言うのだが、何のことはない、高画質にしようと思えば撮像素子を大きくして、画素数を減らしているではないか。これで画質が良くなるのであれば、1/2.3型の1800万画素だ、2000万画素だは、なんじゃらほい。<=古い(汗)
まあ良いことだと思います。ニコンならP7700であり、G15やLX7やXZ-2などのハイエンドコンパクトと撮像素子は同じ。従って画質もほぼ同じでしょう。しかしP7700などは大きすぎて、ポケットにはなかなか入らない。入れようと思えばコートの大きめのポケットくらいは必用になる。そこへゆくとこのP330やXF1,S110などは、レンズも収納されるので携帯性に優れている。通勤や出張のついでに持ってゆくなどには好適だと思う。また一眼レフのサブカメラとして使うにも、ほどよく高画質で携帯性に優れているという点で好適だと思う。ハイエンドコンパクトはやや大きい。特にP7700は大きいので、ついでに持ってゆくには負担になることもあろう。
基本的に好印象ではあるのだが、24-120mm相当F1.8-5.6の5倍ズームレンズというのは、望遠にするとずいぶん暗くなってしまうのが惜しい。レンズを収納するためにはこうならざるを得なかったのでしょう。詳しくない人が使うと、F1.8で明るいレンズですと説明されて購入して、撮ってみたらF5.6だった、画質悪いよ、ぶれちゃった、みたいなことはあるだろう。詳しい人には当たり前のことでも、詳しくない人は「望遠にしたら暗くなるよ、ぶれやすいよ、増感して画質が悪くなるかも」などと言うことは未知の世界だ。
買うときにそこまで説明してくれればよいのだが、そこまで説明してはくれないだろうな。
レンズの暗さはハイエンドコンパクトとの違いで、やむを得ないところではあるけれど、1/1.7型になり、画素数も減らしたのは、良いことです。