これで究極なら安いもの?? |
GLOBAL・DCのコンバージョンレンズ、BONZ-180は二眼レフ風トイデジタルカメラ「BONZART AMPEL」を対角線魚眼にする。12,600円。
何が究極か。そもそもの二眼レフ風トイデジタルカメラ「BONZART AMPEL」が14,700円もする。二眼レフ風のスタイルと、レンズが二つついていて一つはノーマル、一つはチルト(ジオラマ風に撮れる)レンズなのだけれど、はっきり言って所詮はトイデジカメ。いくらなんでも14,700円は高いと思うのだ。そしてさらに、そこにつけるコンバージョンレンズが、いくら魚眼コンバーターであるとはいえ、トイデジカメ用で12,600円。
12,600円も出せばIXY 3あたりが買える。魚眼ではないけれども、はっきり言って、まともな高性能のデジカメと、トイデジカメ用コンバージョンレンズが同じ程度の価格とは、びっくりだ。
AMPELとBONZ-180を足せば、27,300円もする。E-PL3のレンズキットや、J1のズームレンズキットなら2万円ちょっと。GF3のダブルレンズキットと同じくらいの値段で買うトイデジカメとコンバージョンレンズなのだ。
この値段を出して買ってどうするつもりだと思ってしまうが、逆に考えると、たったの27,300円でトイデジカメとはいえ「究極」のカメラセットが手に入る。1,000円の割り箸を買って使うようなものかもしれないが、究極が欲しいと思えば、安いと考える人もいるかもしれない。
人生の中で、究極の何かを手に入れる機会はそう多くはない。だいたいが超高価であるからだ。27,300円もトイデジカメとしては超高価だが、絶対的な金額としては出せないことはない。
そう考えれば、究極の一品としては、お値打ちか??