PENTAX Q7 |
どうして最初にこれじゃなかったの? と言う声がたくさん・・・
いや、みんな思ってたでしょ。Qのコンセプトを聞いたときから、当然1/1.7か、それに近いクラスの撮像素子だろうと。まさかの1/2.33型には驚きました。で、Q10がでて、ようやく1/1.7型。最初からこれを出してくれればよかったのに、QやQ10を買った人は無駄をしたと思っているのでは?
幸いにしてレンズは共通なので、Qで購入した人も無駄になりませんが、逆にレンズが共通で使えるなら、なおのこと最初からこれだろうと。レンズが一回り大きくなってしまうので、Qとは共通化できない、と言うのならば、後から出したのも理解できるんですけれど。
コンプリートキットなるものも登場して、12万円程度だそうな。価格.comなどでは10万円強で値がついているので、発売してしばらく待てば10万円を切る位には成るかも。どうせならオーダーカラーのコンプリートキットで、レンズも含めて好きな色に塗装して15万円とかだったらおもしろいかもしれません。
買いませんけれど。
センサーが大きくなって、少し広角系になるため、スタンダードズームが27.5-83mm相当から23-69mm相当へ。ざっくり言って28-85mmが24-70mmに成ると言うことですね。28mmで少し狭いと感じていた人には朗報かもしれません。
TelePhoto Zoomが15mm-45mm(35mm判換算 69.0-207.0mm相当)F2.8。小さな撮像素子の弱点を補うべくレンズを明るく作ったのは最近のカメラメーカーにはない、珍しい良い判断だったと思います。でもどうせならもう一段がんばれないかなと言う気もしてしまいますよね。現状で重さが90gで値段が2万円強。それをF2通しにして重さ200gで3万円。どうでしょう。それくらいだったら結構魅力的かもしれませんよね。
加えて、今後は望遠の単焦点レンズの充実を期待したいところです。このカメラ、広角を充実させてオールマイティに使う、ようなカメラではないと思っていますので、望遠に特化して明るいレンズを出していって欲しいなと思います。たとえば100mmF2などのレンズを出せば、4.6倍相当なので460mmF2です。あるいは200mmF2.8も良いですね。920mmF2.8相当になります。それでも35mmサイズ用のレンズより小型軽量に作れて、値段も抑えめに出来るでしょう。
それに大型のEVF(小ささは本体で競い、EVFを作るなら大きくした方が良い)をそろえれば、それなりに競争力のあるシステムに展開できそうな気はします。
1/1.7型の画質ならそこそこ勝負できそうな気はするのですが。