PowerShot SX170 IS |
高倍率ズームタイプとはいうものの、16倍程度を高倍率というのかどうか、時代ですね。
28-448mm相当F3.5-5.9の16倍ズームレンズ。単3形電池×2本からリチウムイオン充電池に変更して小型化を図っている、、、
のですが、単三電池であることにはそれなりにこだわりのあるユーザーがいましたから、存在価値があったわけです。それを切って小型化した、しかしながらもっとコンパクトで同じくらいの倍率のズームの機種がある。
PowerShot SX280 HSなら20倍ズームで、106.4×62.8×32.6mm。約233g/約210g。
SX170HSは16倍ズームで108×71×43.9mm。重量は約251g(撮影時)、約228g(本体のみ)。まあいろいろとあるとは思いますが、果たして単三電池をやめて小型化する意味があったのかどうか。
もちろん平坦な形のSX280HSにくらべて、一眼レフスタイルのSX170HSのほうがホールディング性能はよいと思いますけれども、そこまでわかっていて、なおかつこの手のコンパクトを選ぶ人がどれくらいいるのか、疑問です。
私は、どうせラインナップを作るなら個性が欲しいと思います。
単三電池仕様で、ダブルメディアにしてSD/CFが使えるとか。
まあそれで実際売れるのかどうか疑問ではありますが、作るなら個性が欲しい。それでなければ、この手の機種の存在価値ってあまりないのではないかと思うわけです。
アメリカなどでは、小型化しない低価格の高倍率機種がたくさん売れるのかもしれませんね。これは小型化してしまいましたけれど。