Coolpix S02 |
超小型のデジタルカメラですが・・・
まずニコンの問題点は、小型である->初心者が使う->こう使え、と決めうちされる操作性。これってニコンの伝統で、何十年前から、フイルムの頃から、それじゃ使いにくいよっていう意見は多々あったと思うのだが、ニコンは頑固一徹、クラス分け=操作性を変える決めうちを続けてきており、まあ今更って、と言うことなんでしょう。
もう一つ思うのは、撮像素子が有効約1,317万画素の1/3.1型CMOSセンサーであり、前モデルのS01は1/2.9型有効1,034万画素CCDセンサーだったこと。つまりより小さくなっている。
S01の時もそうだったろうと思うが、ここへ来てさらに思うのは、「撮像素子小さくして小型化するのは意味がない」と言うこと。さらに小さな素子のさらに小さなカメラが、亜細亜勢を中心にしてごまんと出ている。画質が、と言うことはあるだろうが、小型化のために撮像素子を小さくするなら、上には上がいくらでも。
その上、ご承知の通りのスマホの台頭。撮像素子を大きくして、スマホと差別化できる高画質を譲らず、その上で機能を絞って小型化を追求するなら良いと思うのだが、撮像素子を小さくして小型化しても、ここ数年の状況からしてみると意味が無くなりつつあるように思える。
小さいことはよいことですけれども、スマホと差別化できるかな?