ソニー、生物の目の構造をまねた曲面センサー開発 |
目の構造のように、くぼんだ形状を撮ることで感度の向上があり、レンズの開発にも有利なのだそうだ。
この構造を生かすのは、専用レンズとの組み合わせが必要のようで、レンズ交換式のボディに使うことで既存レンズの性能向上が図れる、かどうかははっきりわからない。どうも、既存レンズのままではそれほど大きなメリットを受けることは出来なさそうだ。
たとえば今のアルファシステムに組み込んだ場合、そのままだと画像がゆがむ気がする。既存ボディのセンサーだけを交換したような場合だ。もちろん新しいボディでは、それを補正して画像を出力するようなシステムが作られるはずで、問題は無くなるのだろうが、メリットもあまりなさそうだ。
そうするとそこには、新しいレンズ交換システムが必要になる。マウントそのものは既存のαやEを使うとしても、新しいレンズは新しいボディでしか使えない、という制限はつきそうだ。
一方でレンズ固定式なら問題は無い。それぞれに専用設計で製造できるので、そのメリットは100%生かされる。
たとえばRX100シリーズなどだ。感度の向上は、「レンズを含むカメラシステム全体の感度が、センサー中央部で従来比1.4倍、周辺部で2倍に高まったことに相当する」という。1段程度明るく出来ると考えて良いことになる。また周辺が明るくなると言うことは光量落ちの問題も解決される。RX100 MarkⅣでは、レンズの明るさがF1.2-F2.4などというスペックが実現されるかもしれない。
世界で最も明るいズームレンズは、PanasonicのLX7に搭載されているF1.4スタートのズームだが、果たしてそれを超えるF1.2スタートのズームなどが出てくるだろうか。
そんなレンズが出てきたら、楽しみなことは間違いない。

