メタルフードBK
ユーエヌが発売する50mmレンズ対応のメタルフード。
49mmから、52,55,58,62,67,72,77mmまで。49mmの1,900円から、77mmでも2,300円と、大きいサイズのメタルフードとしてはかなり安い。
ちなみに別売のキャップが装着可能で、49mmの場合は62mm UNX-9508、333円。77mmの場合は86mm UNX-9513 、486円が対応する。いずれも安いので、併せて購入したら良いでしょう。
フードというのはとても大切で、良い例としてはベス単,ベストポケットコダックのカメラについていたレンズは、フード付きだとしっかり映り、フードを外すとソフトフォーカスになります。有名なベス単フード外しという技法です。今のレンズはそこまでではありませんが、ソフトフォーカスになるか、普通に写るかを左右するほど、フードは重要だと言うこと。
そしてレンズの保護にもなります。ぶつけたときにフードがあるとずいぶん違います。
ただ、残念ながら、35mmサイズのセンサーになるとあまり長いフードがつけられず、有効度合いが低いのが難点。APS-Cやm4/3の場合だと、だいぶ長めのフードがつけられるので、有効性が高くなります。
マウントアダプターで古いレンズを使うとき、よくm4/3だと、レンズの真ん中しか使わないので高画質が得られると言われたりしますが、そのことよりも長いフードがつけられることで得られる画質の向上が大きいように思います。m4/3でオールドレンズをつけるとき、長いフードは最大のメリットになるかもしれませんよ。
今回のフードは50mm対応ですが、m4/3なら、おそらく28mmあたりのレンズでも蹴られずに使える可能性が高いのです。レンズによりもけりだし可能性ではありますが、試してみる値打ちはあると思います。