C300 MarkII
スーパー35mmCMOSセンサーを搭載したデジタルシネマ用カメラ。
スーパー35mmというのは、APS-Cより小さい撮像素子で、てっきりまたいい加減なネーミングで、かっこつけて35mmより大きいぞ、と思わせるためにつけたのかと思っていましたが、そうではなかったようです。
もともと35mmフイルムを映画に使っていたとき、縦送りして横に使う(ハーフサイズ)方法で、その中に音声も記録していたのですが、音声を別に記録して画面いっぱいに映像記録に使うようにして、つまり今までの35mmサイズより大きい画面で記録できるようになり、それをスーパー35と呼んだそうです。静止画用に35mmフイルムを横に使うと、スーパー35なのに小さいのかと思ってしまいますが、映画の歴史的には正しかったのですね。なるほど。
ところでC300 MarkⅡは、ボディ180万円だそうです。EFマウントなので、レンズはいろいろ選べますね。ただ私のような素人には、5Dで撮る動画とどこが違うのかぴんときません。
キヤノンは5DでTV番組制作などして、放送していますよね。他の番組と比較しても、見劣りするところはありません。結局、撮影するときの連携などでは業務用機器で無いとまずくても、撮れた画像そのものには差が無いのかなと。
従って題材に寄るでしょうが、スイッチングを頻繁にする必要がある生放送などは別にして、紀行番組などは5Dなどで撮影しても、上手に撮影して上手に編集すれば、良いのかなと思えますが、どうなのでしょうか。