PENTAX K-3 II
http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2015/20150423_007348.html
ペンタックスはリコーに吸収されて、で何がどうなったのかわからないのですが、がんばりますね。
リコー色が入るのかと思えば、入らない。リコーが金だけ出して、ペンタックスに自由にやらせているような雰囲気も、ないでも無いですね。
センサーシフト式の手ブレ補正機構を応用しリアル・レゾリューション・システムなるものを載せた。画素を1ピクセルずつずらして4枚撮影して、合成する。4ヶ所というのは2x2の四角形なのかどうかわからないけれど、そうなのでしょう。それぞれの位置でRGBの情報を得て、重ね合わせて合成するもの。三脚固定+2秒セルフタイマーなどと組み合わせて使用します。
出力画素数は変わりませんが、従来より色も良く、ノイズも少なく、解像力も良いというもの。
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/k-3-2/ex/
がんばっていて良いとは思いますが、サンプルを見て、「これは良いな、効果絶大」と思うかというと、思わない。畳一枚分引き延ばして、ルーペで確認したら差違は出るのでしょうけれど・・・
アストロトレーサーが単体で使えることはメリットで、これは他メーカーとの差別化が出来るポイントですね。とはいえ他の改良点、連写が早くなったり、手ぶれ補正が向上したりと良いところは多いのですが、他の機種やミラーレスですでに実現されているか、もっと上をいっているか。
ペンタックスで、一眼レフで、と条件をつければすごく良いと思いますが、無制限一本勝負!となると、他に選択肢はたくさんあるなぁと。
それは今までも同じでしたが、今までは一眼レフが存在し続ける中でのシェアの話。今は、ミラーレスが出てきて一眼レフの存在が危うくなってきての話。だいぶ違います。
ペンタは35mmサイズの一眼レフの開発をしているそうですが、35mmサイズのミラーレス、α7対抗にしたらどうでしょう。それなら、だいぶ先につながると思うのですけれど。