BS1スペシャル テレビと戦争
BS1で、ロシアとウクライナのメディア、戦争をどう伝えたのかという番組をみた。
両者ともにインターネットの画像、一般市民が現場にいて携帯などで撮影した画像を利用して報道を行っている。ロシア側はネットの画像を恣意的に自国に有利に解釈し、独自のコメントをつけて完全にプロパガンダとして利用している。NHKの報道姿勢に疑問を感じる人もいるだろうが、ロシア側のインタビューの中で「テレビとはプロパガンダそのものだ」と自ら認めているので、NKHの問題では無いだろう。
ウクライナ側のほうがまだ公正中立な姿勢を見せてはいるものの、けっきょくロシアの宣伝攻勢の中で、次第に対抗するようになり、自国のアピール合戦の様相を呈してきている。
私たちが注目するべきなのは、写真が、動画すらが、全く同じものが正反対の意図に使われて、白も黒も正しいという二つの報道が並立していると言うことだ。
写真、本来はPhotographyの誤訳であるが、報道分野においてすら真実とはかけ離れた存在になってしまっていることだ。
真どころか、写疑、写嘘、写捏ですらある。加工されていなくてもだ。
これはごく身近なところ、雑誌やネットのレビュー記事でも同じなのだ。書いてあることを単純に信じてはいけない。真実を見極めることが出来なければ、写真は嘘ばかりと言える時代になったのだ。
Zoom Nikkor 35-70mmF35-48