OM-D E-M10 Mark III
OM-Dの普及機路線。E-M1 MarkⅡはすばらしいのですが、そこまでの機能は必要としない人には、軽量のこちらもおすすめでしょう。
https://olympus-imaging.jp/product/dslr/em10mk3/index.html
E-M1 MarkⅡはすばらしいのですが、498gもあります。MarkⅠの443gよりさらに重くなっています。EOS Kiss X80 が440g。D3400が395gですから、一眼レフと比較するなら低価格機と同じくらいの重さではあるのですが、ミラーレス慣れしてくるとそれでも重たい。
E-M10 MarkⅢの362gは、大部分の撮影では必要にして十二分な機能と画質をより軽く提供してくれるので、うれしいですね。
ただ、E-M1 MarkⅡから間が無いので、E-M1 MarkⅡに搭載されたすごい機能がダウンサイジングされてくるかと期待していましたが、そこまでは無理だったようです。E-M5 MarkⅢに期待でしょうか。
新機能としては、アートフィルターにブリーチバイパス(銀残し)が加わったことでしょう。銀残しのことを英語ではbleach bypassというのですね。漂白を迂回する、直訳するとそんな感じでしょうか。漂白剤でブリーチというのがありましたよね(たぶん)。
ただ効果としてはハイコントラストで彩度低めで、ほぼ再現できるので、そこまでの魅力では無いかも。オリンパスのアートフィルターは後からでもRAW画像に適用できるので、利便性は抜群です。他社もまねするかと思いましたが、しない(できない?)ですね。
アートフィルターに関しては、オリンパスがダントツに使い易いです。
その辺の魅力も含めて、OM-D E-M10 Mark IIIはお値打ち品です。
Well Anastigmat 65mm F4.5