NEEWER 85mm F1.8 外観偏
12月30日にYongnuo のレンズを取り上げたとき、NEEWERのレンズもAmazonで出てきました。85mmF1.8は持っていない(よく考えたら持っていた)こともあり、価格も1万円ちょっとと言うこともあり、正月で気が大きくなっていたこともあり、ふらふらっと購入してしまいました。
せっかく買ったので、本日から3回に分けてレポートしてみたいと思います。
まずは外観。
マニュアルフォーカスですが、キヤノンのEFマウントです。ちなみに、手動フォーカスと記載されています。ピントリングは、すかすかかと思いきや、あんに反してむしろ重め。重めのマクロレンズくらいのトルクがあります。有りすぎかなと思うくらいです。
フォーカスリングの回転範囲は90度くらい。まわる範囲はごく狭くて、0.85と記載された最短撮影距離まですぐです。これは、MFに熟達した人であれば素早くピント合わせが出来るという利点にもなるのですが、このAF時代にそこまでMFの技術が優れた人はほとんどいないと思いますし、仮にいたとしてもその技術を発揮するにはピントリングにトルクがありすぎます。
またごくわずかな動きでピントがずれてしまうので、合わせ方が少しでも緩ければピンぼけになって緩い画像に見えてしまうでしょうから、プラス評価はしにくい部分です。
面白いのはEFマウントであるにもかかわらず絞りリングがあります。さらに、その絞りリングの数値が独特。
'1.8。2.5、3、3.5、4.5、6、10、22と、見たことの無い数字が並びます。3.5というのは1.8の二絞り分という意味かもしれませんが、他の数字は理解が難しいです。この数列に何の意味があるのか私にはわかりません。どなたかわかる人がいればご教示願えれば幸いです。
私はアダプターを介してα7につけているので関係ありませんが、キヤノンのボディにつける場合は、完全機械絞りですから、絞って使う場合は絞り込み測光になろうかと思います。
最短撮影距離は0.85mと記載されていますが、実際にはどうも1.2mくらいまでしか寄れないようです。
フードはねじ込み式の丸形フードが付属し、先端に72mmのキャップがついています。それはそれで気が利いていると思います。
このフード、ねじ込み式なので外せば、55mmのフィルターがつけられます。またフードのねじがレンズの外側に切ってある珍しいタイプなので、フィルターの厚みでフードがけられてしまうといった事態は起きません。
外観については、まあ、珍レンズらしく、妙味は十分というところでしょう。
つづく