キタムラ、「TSUTAYA」のCCCが買収
資本提携していましたが、ついに完全子会社化するようです。
「キタムラが事業領域とするデジタルカメラ、スマートフォン、写真プリントはそれぞれ縮小しており、今後も厳しい事業環境が続く見通し。資本・経営の一体化で提携を強化し、新たな収益源の開発などを進める。」
ということなんですが。
これは資本提携したときにも思いましたが、完全買収の中で、何をしたいのでしょうね。
TSUTAYAにしても、本のビジネスは、というか本屋じたいは成り立たないと言って良い状態。いつつぶれても意外ではありません。レンタルではビジネスが成り立つかもしれませんが、本の販売はもう無理でしょう。
負け組が負け組を買収すると言っても良い状態ですが、全否定する前に、何をしたいのかがわからない。「新しいビジネスモデルの開発や、リアル店舗に加えネットも活用する「オムニチャネル化」を目指す」というわからない話だけ。ネットの活用はすでにAmazonなどで行われて、TSUTAYAやキタムラの経営を圧迫してきたわけで、そこに活用と言われても、今更としか思えない。新しいビジネスモデルって何? まるで思い浮かびません。
キタムラさんは良い会社だと思うし、街にこのようなカメラ店があるのはとてもうれしいことです。頑張ってほしいのですが、何も見えてこないのです。
Makro Planar 100mm F2