マイクロフォーサーズは、35mmセンサーと全く同じボケで、2倍大きく撮れる魔法のシステムだ No.6
さて、ボケを決める4条件を変えなければ、マイクロフォーサーズは35mmセンサーと同じボケで、2倍の大きさに撮れる魔法のシステムだと述べてきました。
では、APS-Cならどうなのか、Nikon1ならどうなのか、PentaxQならさらに大きく撮れるのでは無いか。
その通りです。APS-Cであれば1.5~1.6倍の大きさに、Nikon1なら2.7倍に。PentaxQの1/2.3型センサーなら5.6倍。1/1.7型センサーなら4.6倍になります。
なんだじゃあ、2倍よりもQにして5倍くらいになる方が良いじゃ無いか。
ただ、そうはゆかないと考えています。
ここからは、私の個人的意見です。意見として述べますと、倍率が大きいことはよいことなんですが、ただ、やはりレンズの限界があります。拡大されると言うことは、レンズの収差や甘さなども拡大されてしまうので、ひたすら倍率が高ければよいとも言えないように思う分けです。
テレコンバーターも同じです。一般には1.4倍や2倍のテレコンバーターがあります。焦点距離をそれだけ拡大してくれるわけですが、レンズの悪さも拡大してしまいます。レンズによって大差がある分けですが、ざっくり、単焦点なら2倍。ズームなら1.4倍くらいが、さほどレンズの悪さが目立たずに使える範囲では無いかと思っています。もちろんテレコンバーターはレンズが入っていますから、そのレンズの性能にもよるわけですが、それでも3倍、4倍、5倍のテレコンバーターは、暗くなってAFに影響が出ると言うことを除いても、あまり実用的では無いと思われます。
マイクロフォーサーズと35mmの場合も同じで、3倍、4倍、5倍となってくると、だんだんレンズの悪さが目につくようになると考えています。使ってみて、実際そのように感じます。
その点APS-Cなら1.5倍くらいですから安心なんですが、逆に1.5倍くらいではあまり大きくなっている気がしません。テレコンを使う方はよくわかると思いますが、1.4倍のテレコンは優秀なんですが、あまり大きくなっている気がせず、面白みに欠けてしまいます。
つまり、画質と、面白みの両立が出来るのが、2倍くらいでは無いか。そのちょうどおいしいところに存在しているのが、マイクロフォーサーズと言うわけです。
では、どれくらいの焦点距離のレンズに使うと思い白いのか、それを明日から見てゆきます。
smcPentax-A 50mm F1.4