マイクロフォーサーズは、35mmセンサーと全く同じボケで、2倍大きく撮れる魔法のシステムだ No.8
望遠に続いて中望遠。だいたい85mmや100mm程度のレンズを考えてください。このレンジは明るいレンズが多く、ボケが綺麗で定評のあるところです。
その綺麗なボケを行かして、2倍大きく撮れるのですから、とてもよいレンジだと言えましょう。
加えて、ここでは大きな秘密テクニックがあります。
マイクロフォーサーズならではの高画質。その秘訣は・・・
フードをつけましょう。それも2倍以上の。2倍望遠になりますから、50mmレンズなら100mmのフードがつけられます。だいたい純正フードは多少余裕を見ているように思いますから、2倍より少し長いくらいのフードでも結構いけます。これが画質に大きく影響してきます。
マイクロフォーサーズは「レンズの真ん中の画質の良い部分を使うから」オールドレンズでも画質が良い、などと言いますが、それを格段に引き上げてくれるのが2倍のフードです。ジャンクで望遠用の長いフードを入手して、それを口径の合うフードにテープなどで留めて延長して長いフードを作ります。
特製の長いフードをつけると、実によく写ります。このフード効果が一番感じられるのが50mmクラスから中望遠でしょう。是非とも長いフードを手に入れるか、自作してお試しください。
マイクロフォーサーズとオールドレンズの大きな利点、長いフードが使えること、です。
Rikenon P zoom 35-70mmF3.5-4.5