パナソニック、8Kテレビはニッチ
パナソニックの津賀一宏社長がラスベガスで開催中の家電・技術見本市「CES」会場で8Kテレビはニッチな市場なので参入しません、と述べたそうです。
私もそう思います。シャープが成長戦略の柱と位置づけたそうで、ソニーや中国、韓国メーカーも参入を表明していますが、私もマーケットとして伸びるとは思いません。
いま、2Kのテレビを見ていて、「解像度が低くてだめだ」と思う人がどれほどいることか。いやそれ以前に、VGA時代だって不満無く見ていたわけです。デジカメの画素数も同じなんですが、プリントが小さければ意味が無い。昨今のようにスマホで見たり、タブレットで見たりしている人には何の意味も無い。26だ、32だのディスプレイでも、2Kで十分です。
特にテレビの場合は離れてみます。実際のところ2m離れると解像力は意味をなさない。100万画素でも1000万画素でも、2m離れるとほとんどの人は判別が出来ません。ましてや、100インチのテレビを数メートル離れてみたら、8Kなど何の意味もありません。
コンテンツが動画の場合は、それほど解像力は必用としません。静止画の基準よりも相当に低い基準で十分です。
以前NHKで聞いたときは、100インチの大画面を30cmくらいの距離で見て、臨場感を味わうのだと言っていましたけれど、本当でしょうか(実際にNHKの技術者から直接聞きました)
遠い将来、部屋中がディスプレイになり、バーチャルもリアルも区別がつかないような空間で生活するようになれば、また違うかもしれませんが、現在のフラットな大画面テレビを近寄ってみるなんて、電磁波の影響を心配する以前に、やりたくないですね。
放送側では意味があると思いますよ。8Kで撮影して、必要に応じて4Kや2Kに切り出してみせるようなことは、意味があるでしょう。しかし観賞する側としては、必要性は感じないですね。
フラッグシップ的に商品ラインに8Kがあると見栄えはするかもしれませんが、それだけのために商品開発するのは、いまの家電メーカーにはつらいでしょう。
(おそらく当面)参入しないという発言は、私は賛成です。
Jupiter3 5cm F1.5